立山の山々へ

スポンサーリンク

立山紹介

立山連峰にはいろいろな魅力的な山々がありますが、

ここへ行くには名古屋からでも結構遠いイメージがあります。

しかし、それを差し引いても一度は登ってみてほしい山です。

立山の魅力を堪能できるこんなコースはいかがでしょうか。

立山黒部アルペンルートを利用した山登り

一般的にはケーブルカーやバスなどを乗り継いで室堂へ行き、

そこから各山へ行くのが一般的。

ただし運賃が結構高いのでちょっと敬遠気味です

富山駅~室堂間5,320円。

立山駅~室堂間が4,090円です。

室堂からは長野方面へ、岐阜方面へ、そして日本海へ

多方面に行くことができます。

称名滝から登る

立山の良さはその独特な台地(カルデラ)によります。

称名滝の上面は、弥陀ヶ原台地が広がり

雄大な景色が楽しめる。

そんな山好きな人にオススメのルートをご紹介します。

 

称名滝

ルート

称名滝駐車場 ~大日岳登山口 ~猿ヶ馬場~牛ノ首~大日平山荘~大日小屋着

七福園 ~奥大日岳(2605.9)~新室堂乗越 ~雷鳥沢キャンプ 場

 

有名な落差日本一の滝「称名滝」。

その側に「大日岳登山道入口」があります。

ここから弥陀ヶ原台地へ一気に登るルートですが、

大日岳登山道は「牛ノ首」と言われるところまではかなり急登。

それを過ぎると大日平へ出て 広い原っぱの中の木道を歩く.

すごく気持ちが良い。

途中、大日平山荘があります。

大日岳~奥大日岳(立山再び1)_c0193259_14232566.jpg

広い湿地帯の中を木道が整備され爽快な山登りが楽しめます。

本当にこの世の楽園といえる絶景が広がります。

立山信仰の修験者達もここが極楽浄土に思えるのも分かります。

大日岳~奥大日岳(立山再び1)_c0193259_14233238.jpg
振り返ると大日平や弥陀ヶ原が見える

立山の裾野には台地が広がる。

奥に称名川があり、そこは人類未踏の大渓谷「称名廊下」がある。

改めて自然の凄さを見せつけられる。

大日岳~奥大日岳(立山再び1)_c0193259_14233727.jpg

ここで劔に通じる尾根筋に取り付く。

奥大日岳山頂。雲が増えてきました

大日岳~奥大日岳(立山再び1)_c0193259_14255559.jpg

 

大日岳~奥大日岳(立山再び1)_c0193259_14263737.jpg

 

途中で見かけるキヌガサソウ

大日岳~奥大日岳(立山再び1)_c0193259_14265646.jpg

 

雷鳥沢を見下ろす。キャンプ場もみえる。

ここをベースにするも良し、劔沢でも良いでしょう。

雷鳥沢だと温泉も近いの疲れた体を癒すことができます。

大日岳~奥大日岳(立山再び1)_c0193259_14273613.jpg

 

大日岳~奥大日岳(立山再び1)_c0193259_14274134.jpg

 

帰路は車道に沿うように遊歩道があり、

最後は「八郎坂」という坂を下りスタート地点「称名滝」に至る

 

早月尾根からの登山

もう一方のメジャールート「早月尾根」はどうでしょう。

こちらは登山口からしてアクセスは悪いです。

登山口である馬場島までは車で1時間。約30㎞ありますので、

富山でレンタカーを借りるか、タクシーで11,000円~15,000円となります。

早月尾根で劔_c0193259_13102766.jpg
早月尾根登山の拠点「番場島」、ここのキャンプ場で前泊も有り。

 

北アルプス三大急登・早月尾根

北アルプス三大急登、馬場島から標高差 2200mもあります。

体力勝負の登りになるので健脚者向けと言えます。

 

早月尾根から剱岳への道

こうやって眺めてもなかなかの岩峰です。

ここからは岩との闘いになりますので注意が必要です。

 

劒という山

私にとって劒という山はいつも天気が良くないイメージです。

大山もそうですが山に嫌われているのかと思えますが、

実はここに最高のチャンスが潜んでいるわけです。

早月尾根で劔_c0193259_1310120.jpg

 

やっぱりこの湧き上がる雲の風景は美しいと思いませんか。

これぞ劒です。

 

別山尾根から劒へ登る

雨でレンズが曇ってソフトフォーカスがかって見えますがご愛敬.

この撮影の日は、 剣山荘に到着した頃には本格的な雨になってきました。

ここで剣岳に登るかどうか躊躇してしまい一時間程度 時間をロスしてしまいました。

が意を決して雨の中の劒です。

 

 

名物「カニのたてばい」と「蟹の横ばい」

雨でよくわからない写真になってます。

 

雲の中の山

いきなり山頂写真ですが^^;; 雨の為、カメラを取り出す事ができませんでした。

山頂に着いた頃は 雨こそ止んでましたが真っ白で 視界0です

劔岳(立山再び2)_c0193259_14363051.jpg

 

【少し晴れ間が・・・】 山頂の祠にお賽銭をして拝礼 山の神様に道中の安全をお祈りします。

と、その時少しずつ明るさがでてきました。

そう・・・この日唯一の晴れ間が見てきたのです すかさず撮りまくりました

劔岳(立山再び2)_c0193259_14372676.jpg

 

早月尾根方面

劔岳(立山再び2)_c0193259_14380385.jpg

 

遠くに見える富山平野

劔岳(立山再び2)_c0193259_14383148.jpg

 

室堂方面

劔岳(立山再び2)_c0193259_14391484.jpg

 

写真を撮れたのはホンの僅かな時間で下り始めた頃にはご覧の通りです。

名物カニのヨコバイ 天気は悪いし 周りに誰もいないし怖さも急上昇です

 

いざ五色が原へ

【ルート】
1日目
立山駅~室堂7:43~展望台8:45~浄土山9:25~富山大学立山研究所9:44
~龍王岳(2872m)10:28~獅子岳12:40~ザラ峠13:57~
五色ヶ原キャンプ場15:08(テント泊)

2日目
五色ヶ原キャンプ場6:48~五色ヶ原山荘7:05~鳶山7:49~越中沢乗越8:55
~越中沢岳10:04~スゴノ頭12:25~スゴ乗越13:08~
スゴ乗越小屋キャンプ場14:05(テント泊)

3日目
スゴ乗越小屋キャンプ場6:12~間山7:15~北薬師岳9:03~薬師岳10:28
~薬師岳山荘~薬師峠キャンプ場(テント泊)

4日目
薬師峠キャンプ場~太郎平小屋~折立~(バス)~有峰口~(電車)~立山駅

 

室堂より南下し薬師を目指すルートもお勧めです。

途中、歴史でも有名な「ざら峠(サラサラ越え)」(佐々成政が冬の峠を越えて家康に会いに行った話)、

立山のカルデラ、砂防で一年を通して工事中であるが「立山温泉跡」などなど。

素晴らしい自然の景観を見られる憩いの山です。

 

 

 

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ

にほんブログ村

是非フォローしてください

最新の情報をお伝えします

コメント

Social Share Buttons and Icons powered by Ultimatelysocial