人生初のトラックボール〜 CADを使い易く
CADの世界
操作性向上を目指して
CADソフトってご存知でしょうか?
いわゆる図面を引くソフトウェアです。
汎用アプリから
いろんな分野ごとに特化した専用物まで
多種多様です。
汎用アプリで有名なのはAUTO CAD、
建築や機械などの設計ではよく使われます。
昔は2Dと3D CADは別物でしたが
今は統合され1本でどちらもできます。
私はモバイル版のAUTO CADのサブスクには入ってますが、
今一歩使いにくいというか、使い方がイマイチ分かりません。
![f:id:hiro9332:20210822143043j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hiro9332/20210822/20210822143043.jpg)
私の会社ではTfasというソフトを使っています。
これは設備設計のためのCADで、電気空調衛生設備に
特化したソフトウエアーです。
当然、3Dでの断面図作成やアニメーションも出来ます。
![f:id:hiro9332:20210822100504p:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hiro9332/20210822/20210822100504.png)
CADにおけるポインティングデバイス
この手のソフトは
アクションが多く、細かな操作も要求されますので、
ポインティングデバイスの良し悪しは
作業効率に直結します。
私、意外に大柄なマウスが本当に合わなくて
指先が攣りそうになってしまいます。
ロジクールのマウス
通常使っているメインのマウスがこれ。
これがなかなか私の手にはフィットします。
あとチャンネルで3台切り替えできるのもいいですね。
私の場合、ボタンの多い大型のゲーミングマウスなどは
合わないことが多い。
![f:id:hiro9332:20210822100405j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hiro9332/20210822/20210822100405.jpg)
新しいデバイスを試す
今回は更なる作業効率を求め
トラックボールです。
ケンジントンのSlimBlade という製品で
残念ながら有線タイプです。
ちょっと大きめなボールが特徴的
スクロールはボールを平行に回すことで
ダイヤルリングのような操作が可能です。
![f:id:hiro9332:20210822142733j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hiro9332/20210822/20210822142733.jpg)
![](https://i2.wp.com/yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2023/10/20210822100417-1024x768-1.webp?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2023/10/20210822100622-1024x768-1.webp?ssl=1)
ソフトウェアでの操作感
まず、スクロールや拡大縮小はスムーズです。
多少慣れは要りますが、悪くはありません。
先にも書いたように
ボールを回すだけでスクロールできます。
ドラックドロップは上側の左クリック+ボール操作
で可能。
カーソルの動きも滑らかで、
これはマウスには無い操作感です。
では、実際ルーティングと言われる作業を行ってみます。
![](https://i0.wp.com/yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2023/10/20210822100339-1024x768-1.webp?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2023/10/20210822100341-1024x768-1.webp?ssl=1)
![](https://i0.wp.com/yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2023/10/20210823124514-1024x557.png?ssl=1)
さらっと使った感想
スムーズに描画できるのですが、
スムーズ過ぎて正確な平行移動や水平移動には
スナップ(手首)の固定が重要。
これにはカーソルが動く方向に制限をかける事で
何とかなるかな。
私がまだ不慣れな事もあるのでしょうが、
右クリックと左クリックをするために、作業の流れが止まってしまう。
ドラックドロップも片手が難しい。
両手使っての操作でも良さそうです。
CADソフトってメニューを結構右左のボタンに割り振っていますが、
カーソルを操作しながら瞬時にメニュー選択はマウスの方がし易い。
このモデルの場合、ボタンの位置が自分には合いませんでした。
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2023/09/417cjCS-BML._SL500_-jpg.webp)
ケンジントン 【正規品・5年保証付き 日本語パッケージ】 SlimBlade Trackball 72327JP
結局のところCADソフトでトラックボールは有効か
(2022/2追記)
大型のトラックボールは手に馴染まなかった
のですが、KensingtonのK70993JPと言う
トラックボールはどうでしょうか。
ボールがセンターにあるタイプで、
ボタン配置は左右対称になっています。
自分にはこの配置は使いやすい。
一々、指を手前に持って来なくても
覆い被せるような手の使いで自然にクリックできます。
![f:id:hiro9332:20220218132437j:image f:id:hiro9332:20220218132437j:image](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hiro9332/20220218/20220218132437.jpg)
CADで使う操作としては
拡大縮小やカーソル移動がスムーズ
にいかないとストレスになりますが、
リング操作とボール操作がそれぞれ
別アクションで行えるため、
非常にスムーズに感じます。
JW CADの場合、
設定でホイールマウスの拡大縮小を
オンにします。
それによりリングで拡大縮小、
ボールでカーソル操作になります。
![f:id:hiro9332:20220218133041j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hiro9332/20220218/20220218133041.jpg)
注意点としましては
カーソルの速度はゆっくりな設定にした方が
細かい操作はしやすい。
過敏過ぎると疲れてしまいます。
クロックメニュー
JWCADではクロックメニューといわれる
マウスを使ったメニュー選択ができるようになってます。
右左クリックのメニューについては
マウスと変わりません。
左右のボタンを押しながら、ボールを動かせば
クロックメニューが出てきます。
慣れるまでには若干掛かりますが、
K70993JPは操作性は悪くない。
何よりボール操作の速さ、
リストに掛かる負担を考えると、
長時間の製図作業に於いてはメリット
があります。
その他のソフトとの相性
他にTfasというソフトを使ってますが、
ほとんどマウスで使うのと同じ感覚です。
大きな図面でもあまり手を動かさず
容易に希望のポジションへカーソル移動が可能なのは、
非常に助かります。
基本やはりボールはカーソル移動、
リングは拡大縮小になり、
拡大したい場所にカーソル移動、そして拡大、
という操作で素早く操作できます。
![f:id:hiro9332:20220218135825p:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hiro9332/20220218/20220218135825.png)
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2023/09/31cuG27eH8L._SL500_-jpg.webp)
Kensington ケンジントン オービットワイヤレストラックボールウィズスクロールリング ホワイト K70993JP
トラックボールと人間の相性
これがやっぱり大きいのではないかと思いますが、
握った時の感覚というか、ボタンとボールのピッチ
左右のボタンのピッチ、など個人差が大きい。
基本的にトラックボールは大型になってますので
手の小さい方には合わないのではないかと思われます。
実際手に取って確かめてみることを
お勧めします。
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