レッツノートにWindows11をインストール
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今日はPanasonic let’s note SV7にWindows11を
インストールしてみました。
Windows10proからのアップデートなので、
ソフトウェアや設定もそのままの状態でスタートしました。
![f:id:hiro9332:20211121210250j:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hiro9332/20211121/20211121210250.jpg)
まずはPCの適正チェック
インストールには一定の条件があります。
ここでパスできれば問題なくインストール可能。
確認は正常性チェックツールで確認します。
このレッツノートは第8世代のIntel Corei5搭載機で、
TPM(Trusted Platform Module)はバージョン2.0。
元々、適用可能範囲内なのは知ってましたが、
常用してるマシンなのでアップグレードには躊躇してました。
もし弾かれたら・・・あまりお勧めしない方法
TPMが1.2のマシンでもインストールは可能らしいですが自己責任となります。
この場合の条件として、
最低構成を満たしてないのがTPMとCPUの2項目のみの場合です。
(正常性チェックツールで確認できます。TPMが搭載され尚且つバージョンが1.2である事)
TPM未搭載機にはインストールできません。
詳しくはマイクロソフト「Windows11をインストールする方法」をご覧ください。
※レジストリの変更が必要です
タスク バーの検索ボックスに 「regedit」と入力し レジストリ エディターを立ち上げ変更 HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup 名前: AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU 種類: REG_DWORD 値: 1 ※必ずバックアップを取りましょう バックアップと復元 |
結局はチェックをすり抜けしてインストールする訳ですが、
ぶっちゃけそこまでリスクを負ってまでやる事ではありません。
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2023/08/20211121210011-1024x576.webp)
不可の場合は下の写真のような警告が出ます。
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2023/08/20211121210019-1024x576.webp)
もっと簡単な方法
もう一つの方法としては、
Windowsダウンロードファイル中の
sourceフォルダ内「appraiserres.dll」ファイルの
中身をメモ帳にて消去し、上書き保存する方法もあります。
※注意 appraiser.dllと間違わないようにしましょう
その場合、インストール中に警告と承諾を求められます。
しかしこの方法はいずれできなくなる可能性があります。
Windowsのダウンロードとインストール。
Windows本体はダウンロードセンターから
ダウンロードできます。
インストール自体は難しい事もなく
すんなりと完了しました。
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2024/06/1.jpg)
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2024/06/2.jpg)
SZ-6にインストールしてみる
さてサポート外のPCの場合はどうでしょう?
必要以上に深くは書きませんが、意外に簡単です。
とは言え、あくまで自己責任でお願いします。
先程のダウンロードしたWindows11のISOファイルの中に
sourceフォルダがあり、更にその中の「appraiserres.dll」ファイル
をメモ帳で開き、すべてを選択→削除→上書き保存します。
必ず変更前にはバックアップを取りましょう。
そしてセットアップを実行すると、
何事も無かったようにインストールが進んで行きます。
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2024/06/3.jpg)
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2024/06/4.jpg)
設定を引き継ぐか尋ねられますが、
本来は引き継がない方がいいかもしれません。
今回はそのまま続行。
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2024/02/image-1024x768.webp)
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2024/06/5.jpg)
![](https://yama-to-seikathu.info/wp-content/uploads/2024/06/6.jpg)
以上で完了です。
SV-7へのインストール後に感じた事
SV-7へのWindows11のインストールについて
まず、気が付いたこととして、
起動が遅くなりました。
Windows10の時には15秒かかりませんでしたが、
倍の39秒になってしまいました。
メーカーロゴまで4秒、
顔認証パスまで8秒、
ようこそ表示で35~39秒ほど。
不思議と再起動では16秒で立ち上がります。
その他の難点
顔認証カメラ
顔認証カメラの動作が不安定になりました。
立ち上がりが遅い要因の一つはドライバーかもしれません。
タッチパットについて
アップデート後、動作はするものの
ホイールとして使えなくなりました。
その改善策としてやった事
①ドライバーのアップデート
ドライバーをもう一度上書きを行いました。
その結果、ホイールパッドは回復しましたが、
起動に関しては変わらず40秒掛かります。
②起動が遅い場合の処置・セキュリティーを確認
起動時間が掛かる問題で、
メーカーによると
デバイスのセキュリティーが悪さをしてる
場合があるとの事で以下を確認しました。
1. [スタート]-[設定]-[プライバシーとセキュリティ]-[Windows セキュリティ]-
[デバイス セキュリティ]をクリックし、
「コア分離」の[ コア分離の詳細]をクリックします。
2. 「メモリ整合性」がオフになってましたので、オンにします。
3. 再起動します。
本来はオンになっている為に不具合が出るという
報告もありましたが、何故か私の個体はオフ状態。
オンに変えたところ、起動スピードは15秒になりました。
顔認証カメラもしっかり動作するようになりました。
![f:id:hiro9332:20211122172225p:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hiro9332/20211122/20211122172225.png)
無事アップグレード完了
若干の手違いはありましたが、
何とかセットアップ終了。
使ってみた感想としては、
率直に10と特段大きく変わらないので
すぐに慣れます。
Split View
ちょっと良いと思ったのがスプリットビュー。
右上の「最大化」ボタンの上にカーソルを合わせると
分割方法が選択できます。
元々、Windowsは「Windowsキー」と矢印キーで
ショートカットでスプリット出来、これはMacにも欲しいと思ってました。
それの更に進化版になります。
![f:id:hiro9332:20211122173255p:plain](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/hiro9332/20211122/20211122173255.png)
基本的にはあまり大きく変わらない
Windows11。
もうOSでの商売というのは終わった感がありますね。
これからはハードとソフト、両面での進化をしないと
AppleやGoogleには対抗できないのでは無いでしょうか。
最後に改めて
「やっぱレッツノートって起動が早い」
って実感しました。
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