レッツノートにWindows11をインストール
アップグレードしましょう
今日はPanasonic let’s note SV7にWindows11を
インストールしてみました。
Windows10proからのアップデートなので、
ソフトウェアや設定もそのままの状態でスタート。

まずはPCの適正チェック
ここでパスできればインストールできます。
このレッツノートは第8世代のIntel Corei5搭載機で、
TPM(Trusted Platform Module)はバージョン2.0。
元々、適用可能範囲内なのは知ってましたが、
常用してるマシンなのでアップグレードには躊躇してました。
あまりお勧めしない方法
TPMが1.2のマシンでもインストールは可能らしいですが自己責任となります。
この場合の条件として、
最低構成を満たしてないのがTPMとCPUの2項目のみの場合です。
(正常性チェックツールで確認できます。TPMが搭載され尚且つバージョンが1.2である事)
TPM未搭載機にはインストールできません。
詳しくはマイクロソフト「Windows11をインストールする方法」をご覧ください。
※レジストリの変更が必要です
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup
名前: AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU
種類: REG_DWORD
値: 1
結局はチェックをすり抜けしてインストールする訳ですが、
ぶっちゃけそこまでリスクを負ってまでやる事ではありません。

不可の場合は下の写真のような警告が出ます。

Windowsのダウンロード
Windows本体はダウンロードセンターから
ダウンロードできます。
インストール自体は難しい事もなく
すんなりと完了しました。


インストール後に感じた事
まず、気が付いたこととして、
起動が遅くなりました。
Windows10の時には15秒かかりませんでしたが、
倍の39秒になってしまいました。
メーカーロゴまで4秒、
顔認証パスまで8秒、
ようこそ表示で35~39秒ほど。
不思議と再起動では16秒で立ち上がります。
その他の難点
顔認証カメラ
顔認証カメラの動作が不安定になりました。
立ち上がりが遅い要因の一つはドライバーかもしれません。
タッチパットについて
アップデート後、動作はするものの
ホイールとして使えなくなりました。
その改善策としてやった事
①ドライバーのアップデート
ドライバーをもう一度上書きを行いました。
その結果、ホイールパッドは回復しましたが、
起動に関しては変わらず40秒掛かります。
②セキュリティーを確認
起動時間が掛かる問題で、
メーカーによると
デバイスのセキュリティーが悪さをしてる
場合があるとの事で以下を確認しました。
1. [スタート]-[設定]-[プライバシーとセキュリティ]-[Windows セキュリティ]-
[デバイス セキュリティ]をクリックし、
「コア分離」の[ コア分離の詳細]をクリックします。
2. 「メモリ整合性」がオフになってましたので、オンにします。
3. 再起動します。
本来はオンになっている為に不具合が出るという
報告もありましたが、何故か私の個体はオフ状態。
オンに変えたところ、起動スピードは15秒になりました。
顔認証カメラもしっかり動作するようになりました。

無事アップグレード完了
若干の手違いはありましたが、
何とかセットアップ終了。
使ってみた感想としては、
率直に10と特段大きく変わらないので
すぐ慣れそうな感じです。
Split View
ちょっと良いと思ったのがスプリットビュー。
右上の「最大化」ボタンの上にカーソルを合わせると
分割方法が選択できます。
元々、Windowsは「Windowsキー」と矢印キーで
ショートカットでスプリット出来、これはMacにも欲しいと思ってました。
それの更に進化版になります。

基本的にはあまり大きく変わらない
Windows11。
もうOSでの商売というのは終わった感がありますね。
これからはハードとソフト、両面での進化をしないと
AppleやGoogleには対抗できないのでは無いでしょうか。
最後に改めて
「やっぱレッツノートって起動が早い」
って実感しました。

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