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イオンモール熊本でのガス爆発事故について

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震災後に店内に戻らせた会社の対応 マニュアル違反 命よりもお金か

先日の令和8年(2026年)熊本地震の直後に発生した、イオンモール熊本でのガス爆発事故について一言。一度は安全な場所に避難したにもかかわらず、「売上金」のために危険な現場に戻され、尊い命が失われたという報道に対して、命よりもお金を優先したのではないかと強い憤りを感じます。

現在報じられている事実関係を元に一言いいたい

「売上金を金庫へ」という指示とマニュアル違反

売上金回収のための再入店はどうなのか?

報道やご親族の証言によると、亡くなられた専門店従業員の方(当時22歳)は、地震直後に一度は屋外へ避難したものの、「会社の指示で売り上げを金庫へ入れないといけない」として同僚とともに店内へ戻り、その約5分後に爆発に巻き込まれたとされています。

明確なルール違反

7月29日の緊急会見でイオンの吉田社長は、「社内ルールでは一度屋外に避難した場合、館内には入らないというルールだった」と明言しています。したがって、従業員を店内に戻らせた行為は、安全確保の根幹を揺るがす重大なマニュアル違反であったと言えます。

「会社」とは誰か

今回の爆発で亡くなられたり安否不明となっているのは、イオン本体の従業員ではなく、テナントとして入居していた「専門店(アパレル店など)」の従業員です。売上金を戻すよう指示を出したのがテナント企業側(本部)なのか、現場の責任者独自の判断なのか、現在詳細な経緯の究明が求められています。

商業施設における「防災の死角」

今回の悲惨な事故では、売上金の問題だけでなく、別の理由で危険な建物に戻らざるを得なかった従業員もいたことが明らかになっています。

私物を取りに戻る従業員

地震直後にお客様を誘導して着の身着のままで屋外に避難したものの、「車の鍵」や「財布」「免許証」などの貴重品をバックヤード(従業員休憩室など)に置いたままであったため、帰宅指示が出ても自分の車を動かすことも身動きを取ることもできず、荷物を回収するために自ら店内に戻った従業員も複数いました。

決して許されない「命よりお金」の判断

いかなる理由があろうと「お金(売上金)を守るための指示」で従業員を危険な場所へ向かわせたのだとすれば、それは絶対に許されることではなく、企業としての安全配慮義務が厳しく問われます。

同時に、大規模商業施設において「避難後に絶対に戻らせないための物理的・人的な統制」や「従業員が手ぶらで避難した後の対応」といった、現場の実態に即した防災マニュアルの欠陥(死角)も浮き彫りになりました。

現在はまだ事故直後であり、消防による原因究明(LPガスの漏洩経路や引火の原因など)や、警察等による業務上過失致死傷の視野を含めた調査が進められている段階です。なぜ若く尊い命が危険な場所に戻らなければならなかったのか、厳格な真相究明が待たれます。

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