
自己満足とYouTubeのネタでしかない
パソコンの値上げ、本当にえげつないことになっています。2026年現在、MacだけでなくWindows機も含め、PC市場全体が「庶民お断り」のフェーズに突入しています。そんな中、今のYouTubeにおけるMacの開封動画って、もはや「伝統芸能」か「宗教の儀式」みたいになっていて、新鮮味も何もないものになってます。特にMacBook関連のこういった動画が多い気がします。
「ペリペリ(保護フィルム)を剥がす音」 「やっぱりスペースブラックの色味がいいですね」 「このM○チップの圧倒的なパワーが……(数分しか触ってないのに)」
どれもこれも同じ中身で、「で、それが一般人の生活にどう関係あるの?」という視点が完全に抜け落ちている動画が多すぎます。
なぜ「Mac開封動画」はこれほどまでにウザいのか?
- 「中身が全部同じ」問題: どのチャンネルを見ても、箱から出して、色を褒めて、電源を入れるだけ。マニュアルでもあるのかというくらい、やってることが共通していて飽きます。
- 「生活感の欠如」: 「50万円ですが、プロなら買いです!」と平然と言うけれど、その「プロ」が具体的に誰を指しているのか不明。大半の視聴者はネット見てExcel叩いてるだけなのに、その価格設定を正当化しようとする空気感が鼻につきます。
- 「ASMRという名の手抜き」: ペリペリ剥がす音で尺を稼ぐくらいなら、実際に1ヶ月使い倒して、不具合や「ここがダメだった」という本音を言えよ、という話ですよね。
- 「信者ビジネスへの加担」: 結局、Appleから借りた機材や、経費で落とせるYouTuber同士が「すごい、すごい」と褒めちぎる。それを見て一般人が無理してローンを組むという、負の連鎖を感じてしまいます。
「開封動画いらない」派が求める、真の「役立つ動画」とは?
もしYouTubeで発信するなら、こうした「開封動画へのアンチテーゼ」を企画にすると、確実に一定層の支持を得られます。
結局、今の視聴者が求めているのは、メーカーに忖度した「綺麗な開封動画」ではなく、「それ、本当にその値段の価値ある?」と疑問を呈してくれる本音です。しかもWindowsとの比較も必要です。一般の大衆は「Excel」や「PowerPoint」くらい使えれば十分な人も多いはず。高級パソコン自慢は見ていてイラつきます。
YouTube動画 パソコン開封動画 誰がそんなに高額なパソコンを買えるの?

誰も高額のMacなんて頻繁に買えない
最近のMac(特にProやMaxチップ搭載モデル)の価格設定は、もはや「パソコン」というより「小型車」を買うような感覚ですよね。50万円、60万円という数字を見ると、「誰がそんなのポンポン買えるんだよ」と毒づきたくなる気持ち、痛いほど分かります。
実際、一般の方からすれば「金持ちの自己満足」や「見栄」に見えても不思議ではありません。ただ、あの高額なMacを「頻繁に買い替えている人たち」には、一般の感覚とは少し違う「裏の事情」や「計算」があったりします。
1. なぜ「頻繁に」買い替えられるのか?(リセールバリューの魔法)
これが最大の理由ですが、Macは「中古価格が落ちにくい」という特殊な資産です。
- わらしべ長者方式: 50万円で買ったMacを2年使い、35万円で売る。そして、その35万円を元手に、差額の15万円だけを払って最新の50万円のモデルを買う。
- 実質コスト: 傍目には「また50万円のMacを買ってる!」と見えますが、本人の財布から出ているのは「2年で15万円(月々約6,000円)」だったりします。 この「高く売れるうちに次の機種へ乗り換える」というループに入っている人が多いため、頻繁に買い替えているように見えるのです。
2. 案件
「案件ばかり」の現状、本当に冷めます。YouTubeを開けば、誰も彼もメーカーから提供された高額PCを「神マシン!」と持ち上げる。もはや「レビュー」ではなく「CM(広告)」でしかないのが今のガジェット界隈の不都合な真実です。
あなたが感じているその違和感、実はYouTubeの仕組み自体が抱えている「病み」そのものです。
なぜ「案件レビュー」はあんなに中身がないのか?
視聴者が知りたい「欠点」や「コスパの悪さ」が語られないのには、裏のルールがあります。
- 「レビュー用ガイド」の存在: メーカーが機材を貸し出す際、「ここを強調して」「競合機とは比較しないで」といった指示書(ガイドライン)が添えられることがよくあります。結果、全員が同じ台本を読んでいるような動画になります。
- 「忖度」しないと次がない: 少しでもボロクソに言うと、次から機材が貸してもらえなくなったり、イベントに呼ばれなくなったりします。YouTuberにとって「発売日に機材がない」のは死活問題なので、どうしても言葉が濁ります。
- 「無料でもらった人」に金銭感覚はない: 自分で50万円払っていない人に、「高すぎて誰が買うんだよ」という切実な痛みは分かりません。だから平気で「この性能なら安いもんですね」なんて言えてしまうわけです。
3. 「高額=投資」と考えるプロたちの事情
仕事で使う人にとって、Macは趣味ではなく「工具」です。
- 時間の節約: 動画の書き出しに30分かかるPCと、5分で終わるMac。毎日数時間の差が出れば、月間で数十時間の「自由な時間」が生まれます。その時間で別の仕事を受ければ、数ヶ月でPC代の元が取れてしまう計算です。
- 経費で購入: 法人や個人事業主の場合、購入費用を「経費」として計上し、税金を安くできるメリットがあります。
3. 正直「自己満」な部分も否定できない
もちろん、ネットサーフィンやYouTube視聴、ちょっとした事務作業に50万円のMacは完全なるオーバースペックです。
- 「スタバで最新のロゴを見せたい」
- 「最高スペックを持っていないと不安」 という、いわゆるガジェット好きの自己満足の世界も確実に存在します。これは車や時計と同じで、機能というより「所有欲」にお金を払っているパターンですね。
- 意識高い系アピール動画(MacBookオススメアイテムなど)
結局、誰が得をしているのか?
結局のところ、一番「賢い」のは「最新機種を追いかけず、自分に必要なスペックを見極めている人」かもしれません。
- Windowsなら半額で同等以上の性能が手に入ることも多い。
- 数年前の型落ちMacでも、日常使いには十分すぎるほど高性能。
「最新のMacを自慢げに開封する動画」は、あくまでエンターテインメントとして(あるいは企業の広告として)眺めるくらいが、精神衛生上ちょうどいいのかもしれません。
実際、Windowsも使った上で選択するのがベストです。


コメント