
ゴールデンウィークという大きな連休が明け、日常の歯車が再び回り出すこの時期は、心身ともに「ズレ」が生じやすいものです。特に4月の緊張感がふっと切れたタイミングで、エンジンが掛からなくなるのは、ある意味で生物として正常な反応とも言えます。
年齢もありますが、元々メンタルが弱っている事もあり、奮い立たせるにも一苦労です。「自己流」ですが普段心掛けている方法です。
「やる気」を待たずに「着手」だけする
脳の仕組み上、やる気は動く前から湧いてくるものではなく、「動くことで側坐核が刺激され、後から湧いてくる」(作業興奮)と言われています。
ハードルを地面まで下げる「今日はこれをする」ではなく「パソコンの電源を入れるだけ」「現場の図面を1枚開くだけ」と、5分で終わる超低空飛行のタスクから始めます。
「完了」ではなく「継続」を目指さない: 「とりあえず10分だけ座る」という、途中でやめてもいいという気楽さが、逆に重い腰を動かしてくれます。
環境と五感をリセットする
デスクワークや管理業務が続くと、思考が内側にこもりがちです。とにかく「定期的なスタンディング」が気持ちを切り替えてくれます。業務外の時間は、以下のような過ごし方をしています。
物理的な視点を変える
閉鎖的な空間にいるなら、あえて天井の高い場所や、視界が開けた場所へ移動してみてください。遠くの景色を見るだけで、脳の緊張状態が緩和されます。
デジタル・デトックス
膨大なメールや通知から1時間だけ離れ、紙とペンだけで思考を整理する時間を取ると、脳のメモリ(ワーキングメモリ)が解放されます。
「積極的休養」を取り入れる
休日、ただ横になるだけでなく、血流を促すことで疲労物質を流すアプローチです。
日光を浴びることができる「朝散歩」
セロトニン(幸せホルモン)の分泌を促すため、朝の15分だけでも外を歩くのは非常に有効です。
質の良い睡眠環境の再構築
枕の高さや寝室の温度(20〜22°C前後が理想)を見直すなど、ハードウェアとしての身体をメンテナンスする感覚で整えてみてください。
視点を「今」から少し先に飛ばしてみる
今の閉塞感から抜け出すために、あえて今の仕事や責任とは無関係なことを考えます。
全く別のジャンルに触れる: 普段見ないドキュメンタリー映画を見たり、行ったことのない街の歴史を調べたりするなど、「知的好奇心の浮気」をしてみると、意外なところから仕事のヒントや活力が戻ることがあります。
あえて「何もしない」日を予約する: カレンダーに「この日は絶対に何もしない」という予定を書き込み、それを目標に数日を乗り切るというのも一つの手です。
小さなヒント 「やる気が出ない」のは、これまであなたが責任を持って走り続けてきた証拠でもあります。無理にアクセルを踏まず、今は「アイドリングの時間」だと割り切ってみるのも、大人の知恵かもしれません。


コメント