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TOUGHBOOK CF-314

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とても珍しいパソコン「タフブックCF-314」にWindows11導入

今日はレッツノートの兄弟機で、兄貴分であるタフブックのご紹介です。海外ではレッツノートもタフブックという名称で販売されてますが、日本でタフブックといえばこの形

CF-3143000VJ

CF-3143000VJは2016年から2019年まで販売されたタフブックシリーズCE-31シリーズの最終モデルで、windows10Pro搭載の機種。ものごっつい強度と耐久性を持ったパソコンですが、中古で格安に購入してみたのでいろいろ手を入れてみました。

基本性能は、インテル® Core™ i5-5300U vPro™ プロセッサー、スマートキャッシュ3 MB*1、動作周波数2.9 GHz。メインメモリーは標準は4GBですが、+8GBでトータル12GB積んでます(最大16GB)。ほぼ常務用途にしか使われないものですので、画面の解像度などは高くなくエンターテインメント用途での利用には全く向きません。

ディスプレイの使用は以下の通り。

表示方式13.1 型TFTカラー液晶 (XGA、 タッチパネル付き)内部LCD *5 65536色/約1677万色 (800 × 600ドット/1024 × 768ドット)

通信機能については、ワイヤレスWANモジュール内蔵、Bluetooth4.0、Wi-Fi IEEE802.11a( W52/W53/W56 )、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11nと一通り揃ってます。

装備

レッツノートと同じくレガシーポート盛りだくさんの端子類の紹介。左からHDD、HDMI(この中にWANのSIMスロットもあります)、有線LAN、USB2.0、USB3.0、電源コネクタ。

左側のスペースはPCカード、SDカードスロット、ワイヤレスオンオフスイッチ等。右側はバッテリー

背面は左からケンジントンロック、USB2.0×2、拡張バスコネクタ、VGAポート、イヤホン・マイク端子、RS232。

SSDへの換装

とりあえず起動の遅さが気になりますのでHDDをSSDへ換装します。この時代の機種は内部へのアクセスが容易で側面の蓋を開けば2.5インチディスクのマウンターが引き出せます。この熱線はハードディスクを温めるための電熱線(車のリヤガラスなどのあれと同じです)で、寒冷地でも温度センサーにより安定した動作を保証します。

取り外しが楽な訳

この機種は米軍や自衛隊、消防・警察での利用が多いため、ディスク内の情報漏洩を防ぐ意味でも取り外しが容易になっているようです。

まず、windows10 Proの環境を構築し、ドライバーもメーカーサイトよりDL。しっかり動作することを確認します。そして、SSDを外付け用ケースへ入れて、クローンソフトで環境をSSDへ複製。今回のSSDはグリーンハウス製のもので、外付けケースはアマゾンで1,000円以下の廉価なものを使用。

クローンを作成したSSDをPC本体へ装着完了。いざ電源投入!

ところが、BIOSで全く認識されません。物理的原因かと考え何度か再装着を試みるも変わらず。BIOSの現時点での最新バージョンを当てているので問題無い筈。

しかし一向に認識しないため、SSDとの相性だと思い予備の格安SSDにクローンを作成、交換してみる。そしたら一発で認識されその後はスムーズに進んでいきます。

しかしやっぱりSSD換装は効果覿面です。ベンチまでは取っていませんが立ち上がりは体感数倍早くなりました。

作業完了

無事、windows10Pro環境を構築。で、いよいよWindows11へアップグレードです。前にもお話した通り、インストール要件は全くクリアしていない旧型機種でインストールは困難かと思いきや、意外と簡単にアップグレード完了です。ちなみに以前試していた方法はすべて全滅でしたので今回は違うアプローチでのアップグレードしました。(諸事情により割愛)

ちなみに画面が甘く見えるのは表面ガラスの厚さと2重構造で強度を高めているためです。

発売当時の記事紹介

以下は販売当時の記事より引用

13.1型XGA液晶(1024×768ドット)を搭載したノートパソコン。OSは64bit版「Windows 10 Pro」もしくは32bit版「Windows 7 Professional」(Windows 10 Proからのダウングレード)をプリインストール。タフネス性能では、耐落下120cm(非動作時、26方向)、防塵防滴IP65準拠、動作温度-10度~50度のの頑丈設計を採用する。

また、データ破損を抑える耐衝撃ハードディスクパックやマグネシウム合金キャビネット、耐衝撃液晶モニターを装備。ディスプレイは感圧式タッチパネルを搭載し、2~1200カンデラの広範囲な輝度設定に対応する。

主な仕様は、CPUが「Core i5-5300U vPro」、メモリーが4GB DDR3L、ストレージが500GB HDD。無線通信は、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LANとBluetooth 4.0を搭載。ワイヤレスWANモジュール(NTTドコモのLTE対応)を内蔵する。

このほか、インターフェイスは、USB 3.0×1、USB 2.0×3、ギガビットLAN×1、SDメモリーカードスロット×1、HDMI×1、アナログRGB×1、シリアル×1、拡張バスコネクター(80ピン)×1を装備。バッテリー駆動時間は約16時間。本体サイズは302(幅)×73.5(高さ)×292(奥行)mm。重量は約3.72kg。

ラインアップとして、Windows 10 Proを搭載した「CF-3143000VJ」とWindows 7 Professionalを搭載した「CF-3143000KJ」を用意する。

この動画の機種は、今回のものよりは前のモデルですが耐久性のPR映像です。

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