杉浦千畝氏の生誕地
八百津町と言えば「杉浦千畝」氏。第二次大戦中、多くのユダヤ人の命を救ったリトアニア領事官の外交官。彼の出身地が岐阜県八百津町です。
杉原千畝の主な功績
- 「命のビザ」の発給: リトアニアのカウナス領事代理時代(1939年〜1940年)、ナチスの迫害から逃れてきた数千人のユダヤ難民に対し、日本通過のためのビザ(査証)を発給し続けました。
- 本国の訓令違反: 当時の日本政府の許可を得ることなく、あるいは本国からの訓令に反してビザを発給し続けたことで、多くの命を救いました。
- 救われた命: 彼が発給したビザによって、6,000人とも言われるユダヤ難民がシベリア鉄道を経由して日本に渡り、第三国へと逃れることができました。
その後の評価
- 「諸国民の正義の人」: 彼の行動は戦後長く評価されませんでしたが、1985年にイスラエル政府から、ホロコーストにおいてユダヤ人を救った非ユダヤ人に贈られる最高の栄誉である**「諸国民の正義の人」**の称号が授与されました。

御嵩屋さんの炭火焼焼豚
この八百津町、名物が沢山ありますが、この地にある精肉店・御嵩屋さんで炭火焼焼豚が大好物。いつも購入させていただいてます。
この炭火焼焼豚は前に俳優の内藤剛志さんがお勧めし、それからも幾度となくテレビで紹介されたもので、美味しいとの評判。
一品が1000円以上しますし、2人暮らしなので大量に買えないので2品のみ購入。ちなみに真空パックなので消費期限は1か月ほどあります。要冷蔵

炭火で焼いているので香ばしい香りと、肉の旨味がギュッと詰まってます。脂身も少なめですが、しつこくなく美味しい。タレが付いてますので焼豚丼が作れます。

ぜひお立ち寄りの折にはご購入いかがでしょうか?ちなみにふるさと納税の返礼品としても人気らしいです。山間の静かな街の特産品をどうぞ。
秋の味覚・栗きんとんも名物です
日本には四季があり、四季折々の自然の恵みがあります。既に季節は晩秋。飛騨山脈からは雪の便りも届きました。そんな秋の岐阜の名物と言えば、栗金飩。
栗金飩と栗金団は別物
間違い易いのは栗金飩と栗金団の違い。栗金飩は炊いた栗を茶巾で絞るもの。一方の栗金団は水飴で煮込むもの。(おせち料理などに入ってますね)
見た目も味も別物です。
岐阜県の栗金飩
岐阜県の東濃地方の名産として知られる栗金飩ですが、中津川の川上屋とか恵那のすや、など東濃地域のお店がメジャーで、発祥も東濃と言われてます。
実は起源説には異説あって、加茂郡八百津町にある緑屋老舗の3代目が商品化したのが発祥とも言われています。中津川と八百津の栗金飩を比べてみると、中津川の方が少し甘い。八百津町のものの方が自然な甘さと栗感が強く、私的には好みです。季節の地元産採れたての栗のみを使っていて、無添加の自然な和菓子。それゆえ、賞味期限は2日しかありませんので、買い置き出来ない所がまた欲求を高めます。地元産栗に拘った美味しさを堪能してください。
梅屋
手作り地元産に拘ったお店。地元・八百津さんの栗100%の旨味と機械ではなく手で渋皮を丁寧に取り除くという拘りの栗金飩です。


緑屋老舗
この地域で一番古い名店。中津川のルーツはこのお店とも説も。原材料の栗は生産農家から直接仕入れ新鮮な栗を使用。テレビでもよく取り上げられる有名店です。



亀喜総本家
創業100年を越す老舗です。名物の栗金飩の他、多種多様な和菓子があります。
休憩スペースあり、ここで味わっていくのも一幸。


お食事処 三勝屋
「世界!ニッポン行きたい人応援団SP」で紹介されたお店です。古き良き食堂の雰囲気です。メキシコで日本の食堂を経営しているカップルが来日し、修行した食堂です。また、「ハヤブサ消防団」のモデルとなったお店です、この話は池井戸潤によるミステリー小説であり、2023年にはテレビドラマ化もされました。物語は、都会を離れて田舎の集落「ハヤブサ地区」に移り住んだミステリー作家の主人公が、地元の消防団に入団し、集落内で起きる連続放火事件に巻き込まれていくという内容です。

井戸潤さんの出身地
実は、半沢直樹で有名になった小説家・池井戸潤さんの出身地でもあります。
やや交通のアクセスが悪いのが難点ですが、秋の味覚を味わいに来てみて下さい。



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