
一つの時代が終わる
最近ではほぼ観ていないテレビですが、そんな中でも録画をしてでも観ていた数少ない番組がこの番組でした。司会交代後は視聴を止めて、それ以降フジテレビは100%観ることはなかったので、そんな事態になっている事も知らず、残念です。私はダウンタウンと共に歩んだ人生。自分にとってのテレビも終わりの時を迎えた感じです。
| フジテレビ系バラエティー番組「酒のツマミになる話」(金曜・後9時58分)が12月上旬の放送をもって終了することが29日、分かった。 同番組は「人志松本の酒のツマミになる話」として21年4月にスタート。ダウンタウンの松本人志(62)をMCとしていたが、松本は「週刊文春」が報じた内容をめぐり24年1月に活動休止を発表。松本の“後継”に、同番組ではおなじみの「千鳥」の大悟が抜てきされ、約1年半にわたってMCを任されていた。 同番組を巡っては今月24日、番組の内容を急きょ差し替え、過去の番組が再放送されたばかり。関係者によると、放送直前に局幹部らが番組上の演出などを問題視したという。 17日に予告されていた当初の内容は「ハロウィーンパーティー開催」として、ゲストが仮装してトークするもの。「初のブランド品は何がオススメ?」などのテーマでトークし、大悟は11月1日に復帰予定の松本を意識したとみられる金髪&、筋肉隆々な白Tシャツ姿のコスプレで登場していた。 (yahooニュースより引用) |
番組の成り立ちをご紹介
「ダウンタウンなう」からの進化
フジテレビ系バラエティー番組「酒のツマミになる話」は、元々「ダウンタウンなう」という人気番組で不定期に企画されていたコーナーが独立して誕生しました。「ダウンタウンなう」ではお酒を飲みつつ、有名人と率直なトークを展開する形式が視聴者に支持されており、この流れを受けて企画が単独番組として進化したのです。この独立の背景には、ダウンタウンの功績が大きく、彼らのトーク力と企画力が番組の基盤となりました。
新型コロナ禍が後押しした独立番組化
新型コロナウイルス感染症の拡大が進んだ2020年以降、エンターテイメント業界ではスタジオ形式のトーク番組が再び注目を集めるようになりました。この流れの中で、「ダウンタウンなう」内の特定企画を元にした「酒のツマミになる話」が、よりリラックスした雰囲気でトークを楽しめることから視聴者の共感を得やすいとして、単独番組として昇格しました。この新しいスタイルには、厳しい社会状況の中でもお酒と共に笑顔を届ける狙いが込められていました。
松本人志による冠番組の誕生
2021年4月から初めて放送された「人志松本の酒のツマミになる話」は、ダウンタウンの松本人志がメインMCを務める冠番組としてスタートしました。彼のユーモアと豊富なトークスキルは、番組の魅力を引き立てる重要な要素となり、毎回異なるゲストとの豪華なトークセッションが大きな注目を集めました。松本人志の冠番組であることが、フジテレビと視聴者にとって番組の信頼性や期待感を高める役割を果たしていました。
なぜこのタイミングでの独立だったのか
「酒のツマミになる話」が独立した2021年は、テレビ業界の変化が加速する時期でもありました。新型コロナ禍で視聴者の生活スタイルが変化し、新しいエンタメの形が求められていたことが影響しています。また、視聴者が家で過ごす時間が増える中、「お酒」と「会話」をテーマにしたリラックスした内容は、視聴者の心に響きやすい番組として独立が決定したのです。このタイミングでの独立は、フジテレビにとっても企画力をアピールする絶好のチャンスとなりました。
「酒のツマミになる話」の魅力
自由でリラックスしたトークテーマ
フジテレビ系バラエティー番組「酒のツマミになる話」は、その名の通り「お酒を飲みながらリラックスしたトークを楽しむ」というコンセプトが最大の魅力でした。一話一話でテーマが設けられるものの、その進行は非常に自由度が高く、ゲストが自然体で語る姿勢が視聴者を惹きつけました。特別な台本や決められた結論を求めず進行するゆるやかなスタイルが、どこか現実感のある番組の空気感を作り上げていました。
幅広いゲストの多様性
この番組のもう一つの特徴は、多種多様なゲストのラインアップです。芸人、俳優、タレントをはじめ、業界の第一線で活躍する方々が出演し、それぞれが普段語ることの少ない話題や、予想外の視点でテーマに切り込むことが注目されました。また、世代やバックグラウンドが異なる出演者同士の化学反応も、毎回の放送を楽しみにさせるポイントとなっていました。
視聴者に親しまれた“オチ不要”の形式
一般的なバラエティ番組では、いかに話を「面白く」締めくくるかが重視されがちですが、「酒のツマミになる話」では、オチを強要せず、あくまで自由な会話が重視されていました。これにより、視聴者は普段のテレビにはないリアルな人柄や意外な一面に触れることができ、安心感と親近感を覚えるとともに、番組独自のリラックスした空気感が支持を集めました。
お酒とトークが生む特別な空間
番組ではゲスト同士が自由にお酒を楽しみながらトークするという斬新なスタイルが採用されており、「お酒」が出演者同士の距離を縮める重要な要素となっていました。お酒の力で自然と会話が弾み、時には普段明かされることのない裏話や率直な素直な感情が引き出される一幕も見られました。このような形式は「ダウンタウンなう」の企画から引き継がれたものであり、そのまま視聴者にも特別な空間として感じられていました。
松本氏を全否定する風潮への拒絶反応
私自身は、松本人志を全否定するマスコミの姿勢にも不信感があります。和解が成立した事柄ですので、功績は功績として認めてもいいし、画面に映っただけでヒステリックに騒ぎ立てるのは、単なる人間の感情先行の行動はないかと思うのです。「裏金議員」と騒ぐ割には、野党だと「単なる記載漏れ(実質裏金)」で済まされてしまう日本の摩訶不思議。マスコミの好き勝手に先導されるのはやめませんか。

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