スベア123Rを実際使ってみた
テント泊での必需品
テント泊で山行をする場合に
どうしても必要なものが火器類です。
煮炊きから暖をる手段としてまで
活躍してくれます。
OPTIMUS(オプティマス) ガソリンストーブ 123R スベア 1104
ガソリンならではのメリット
メインではガス式バーナーを使ってます。
ガスのメリットは手軽に扱えるところ、
あとは軽量化に貢献している所です。
一方、デメリットとしては
冬の寒さに弱い点です。
厳冬期のテント内では火力が上がらず苦労します。
ボンベを床や外気の冷えから遮熱しても
どんどん冷えていき火力が落ちます。
厳冬期用の高圧力タイプでも対策は必要です。
かつては愛用していた
以前も私はガソリンバーナーを
いくつか持ってました。
MSRのドラゴンフライやオプティマスのノバ、
コールマン少々。
中でもMSRのウィスパーライト・インターナショナルは
結構好んで使ってました。
大きなメリットしては、
気温変化に強いことがありますし、
あとは冬山で使うカイロ
(ハッキンカイロとかZIPハンディウォーマー等)
と燃料を共有できること。
これらは大きなアドバンテージになります。
デメリットも理解しておこう
デメリットについても述べておきますと、
確かに寒さには強いのですが、
燃料及び本体が嵩張るため、携帯が楽じゃ無いのと
プレヒートと言われる暖機運転、
燃料ポンプの内圧を高めるためのポンピング
など一連の儀式が面倒臭く思われがち
ですので、スピードと機敏性を求める場合は
やはりガスの方が有利です。
大人の嗜好品
ただ個人的な考えでいえば、
一般的に言われているほど
扱いが難しくはありませんし、
慣れれば問題ないと思っています。
それどころか、その一手間が大人の時間を
演出してくれる事でしょう。
このスベアは、前から一度は
使ってみたいと思っていた逸品です。
構造的には至ってシンプルです。
ポンピングの必要がないのでプレヒートを
しっかりやる必要はあります。
私はポンピング無しの点火は初めてなので
少し緊張します。
実際使ってみる
実際使ってみたレポをお届けします。
寒さ厳しいこの時期にキャンプ実施しました。
必要な物は、着火用のライター、
ホワイトガソリン(携行缶入り)
ジョウゴ
ライターはチャッカマンとかが良いですね。
必要に応じて着火剤
(今回は燃料で代用)
まずはプレヒート用に
ホワイトガソリンを少量垂らし
着火
3分程度加熱し
噴射される燃料が気化されているか
確認
赤火の内は不完全、青火になるのを待とう
ここで大きめの炎が出た時は、
慌てず燃料バルブ閉止で火が消えるのを待とう。
大きな火が出る事もありますので、
ガソリンバーナーはテント内での使用は非常に危険。
とは言いつつ、実際は使ってましたけど、、、
火だるまになってテントから放り投げた逸話はよく聞く話。
ガス式バーナーでもテント燃やした人はいるので変わらないです。
取り扱いには注意が必要です。
青火に変われば安定して使えます。
いよいよ本格始動、安定して使えます。
注意点は、本体が高温になりすぎてタンク内の圧力が
許容範囲以上に上昇すると、
燃料蓋の安全弁が開き燃料が吹くことがあります。
当然、引火して火だるまになる事もありますので
コッヘルなどは適切なサイズのものを使い
熱が篭らないように周りを塞がないと言う配慮も必要です。
なんとも懐かしいガソリンバーナー
この音を聞きながらコーヒーでも沸かしたくなってきますね。
米を炊いてみた(失敗)
山で実際使ってみました。
メスティンで米を炊いて見ようと実験
使用中の感想
常に燃料タンクの温度を気にしながらの作業。
しかし滅多に安全弁が開くことは無いとのことですので、
心配はいらないと思いますが、
万一火だるまになったらと思うとやっぱり気になります。
取り敢えず20分程度加熱ですが、本体はかなり熱いものの
なんとか触れる範囲です。
トロ火にするには
ちなみに
ご飯を炊くときはニードルを反時計回りに回します。
右は全閉で、左に回すと火力アップ、そしてピークを過ぎると
火力は弱まっていきます。
それがトロ火位置です。
今回水加減をいい加減にしてしまった為、失敗でした。
でもこの使い勝手ならご飯も問題ないと思います。
OPTIMUS(オプティマス) ガソリンストーブ 123R スベア 1104
コメント