
「最近、テレビを観るのが辛くなった」と感じませんか。自分と同じような考えの方も多いのではないでしょうか。それは単なる主観ではなく、「放送業界を取り巻く構造的な変化」と「ネガティブな報道」が主な原因だと考えます。
2025年現在、テレビがつまらなくなったと言われる主な理由は、大きく分けて以下の4つのポイントに集約されます。
コンプライアンス(法令・倫理)の厳格化
かつてのテレビで人気だった「過激な企画」や「毒のある笑い」が難しくなりました。
- 「いじり」が「いじめ」に見える: 視聴者の意識の変化やBPO(放送倫理・番組向上機構)への配慮から、身体を張った笑いや、容姿・欠点を揶揄する表現が厳しく制限されています。
- 炎上のリスク回避: SNSでの拡散や炎上を恐れるあまり、制作側が「誰からも文句を言われない、無難で安全な内容」に終始してしまう自主規制が働いています。

FPD チューナーレステレビ 32V型 720P Google TV ネット動画対応 スマートテレビ HDR10対応 Dolby Audio Google Cast内蔵 音声検索 VESA規格 (CG32-P2、2024 モデル)
制作費の削減と「コスパ重視」の番組作り
インターネット広告費がテレビ広告費を上回り、放送局の収益が減少したことで、予算のかけ方が変わりました。
- 低予算番組の増加: 高額なロケやセットを組む代わりに、スタジオでVTR(グルメや衝撃映像など)を見てコメントするだけの番組や、クイズ番組が増えています。
- マンネリ化: 「確実に数字(視聴率)が取れる」過去の成功パターンや、同じタレントを使い回す傾向が強まり、新鮮味が失われています。
「最大公約数」を狙う戦略の限界
地上波テレビは「広く、浅く、多くの人(特にお茶の間の高齢層)」に見てもらう必要があり、どうしてもターゲットを絞り込めません。
- 若者のテレビ離れ: スマホで自分の趣味に特化したYouTubeやTikTokを見る若年層にとって、誰にでも分かるように作られたテレビの内容は「まどろっこしい」「興味がない」と感じられやすくなっています。
- 説明過多な演出: 誰が見ても分かるように挿入される「派手なテロップ」や「ワイプ(タレントの表情)」、過剰な演出が、かえって没入感を削いでしまうという声もあります。
ネット配信サービスの台頭
NetflixやAmazon Prime Video、YouTube、TVerなどの普及により、テレビの「独占感」が失われました。
- いつでも見られる自由: 「決まった時間にテレビの前に座る」という習慣が薄れ、倍速視聴やスキップができるネットコンテンツに慣れると、CMが多く、進行がゆっくりなテレビ番組にストレスを感じるようになっています。
- クオリティの逆転: 世界中から予算を集めるネット配信のドラマや映画に比べ、予算の限られた日本のテレビドラマが見劣りしてしまうケースが増えています。

FPD チューナーレステレビ 32V型 720P Google TV ネット動画対応 スマートテレビ HDR10対応 Dolby Audio Google Cast内蔵 音声検索 VESA規格 (CG32-P2、2024 モデル)
まとめ 現在のテレビは、「誰にも嫌われないように作る安全策」と「コスト削減」の板挟みにあっている状態です。しかし一方で、TVerでの見逃し配信や、SNSと連動したリアルタイムの実況文化など、新しい楽しみ方も模索されています。
ニュース報道の違和感
「テレビのニュースは偏向している(公平ではない)」と感じてテレビ離れが進む現象は、近年のメディア環境において非常に顕著な動きです。
あなたが感じている「ニュースへの違和感」は、単なる好みの問題ではなく、「情報の出し手(テレビ)」と「受け手(視聴者)」の間の信頼関係が崩れているという構造的な問題に起因しています。
なぜ、テレビニュースが「偏向している」と思われ、人々が離れていくのか、その背景を深掘りします。
「切り取り」と「ストーリーテリング」の限界
テレビニュースには時間制限があり、どうしても「分かりやすい物語」にまとめようとする性質があります。
- 結論ありきの編集: 特定の結論(例:「この政策は悪だ」「この人物はけしからん」)に導くために、都合の良いコメントだけを繋ぎ合わせる「切り取り」が目立ちます。
- 情報の取捨選択: 全体の事実のうち、Aという側面は詳しく報じるが、反対のBという側面は全く触れない、あるいは「ごく一部の意見」として扱うことで、視聴者に「誘導されている」という不信感を与えています。
構造的な「しがらみ」
民放テレビ局は企業であり、公共放送のNHKであっても独自の組織論理があります。
- スポンサーへの配慮: 民放は広告収入で成り立っているため、スポンサー企業に不利益なニュースは報じにくい、あるいはトーンを抑えるという「自主規制」が働きます。
- 記者クラブ制度: 官公庁や警察などの「記者クラブ」に所属することで情報を得ているため、情報源である権力機関に対して厳しい追及がしにくい、という構造的な弱点があります。
「ネットとの情報格差」の露呈
かつてはテレビが情報の独占者でしたが、今はネットで一次ソース(会見の全文記録や生中継)に誰でもアクセスできます。
- 答え合わせが容易に: テレビが「〇〇氏が失言」と報じても、ネットで会見の前後をすべて見れば「実際は違う意味だった」とすぐにバレてしまいます。この「テレビが隠した部分」をネットで見つける体験が、テレビへの不信感を決定的にしています。
- SNSによる相互監視: 報道のミスや偏りがSNSで即座に拡散・検証されるため、テレビの「権威」が相対的に低下しています。

FPD チューナーレステレビ 32V型 720P Google TV ネット動画対応 スマートテレビ HDR10対応 Dolby Audio Google Cast内蔵 音声検索 VESA規格 (CG32-P2、2024 モデル)
ターゲット層の固定化(高齢層シフト)
テレビを一番見ているのは高齢層です。そのため、番組作りも「高齢層が好みそうな話題」や「高齢層が安心する視点」に偏りがちです。
- 若年・現役層の乖離: ネットを使いこなし、多様な視点を持つ現役世代にとって、特定の層に向けた偏った論調は「時代遅れ」や「押し付け」に感じられ、結果としてテレビを消す要因になっています。
テレビニュース vs インターネットニュース
| 項目 | テレビニュース | インターネットニュース |
| 強み | 映像の分かりやすさ、取材力 | 情報の速報性、多角的な視点 |
| 弱み | 時間・スポンサーの制約 | フェイクニュースの混在 |
| 受け手の印象 | 「一方的に教えられる」 | 「自分で選んで調べる」 |
視点:エコーチェンバー現象への警戒 テレビの偏向に嫌気がさしてネットに移る人が増えていますが、ネットには「自分の見たい情報だけが集まる(エコーチェンバー)」という別のリスクもあります。テレビが「特定の意図を持つメディア」であるなら、ネットは「自分を映す鏡」になりがちです。
ニュースに対する信頼が揺らぐ中で、私たちは「どの情報を信じるか」ではなく、「複数の情報をどう突き合わせるか」というリテラシーを問われる時代にいます。
テレビを観る事の疲労感
テレビを観ることに対して、最近特に「疲れる」と感じる事が無いでしょうか。これは、体調や気力の問題だけではなく、現代のテレビ番組の作り方や、情報の受け取り方が「脳」や「心」に過度な負担をかけていることが科学的・心理的にも指摘されてます。
テレビを観ていて感じる疲労感の正体は、主に以下の4つの「過剰」に集約されます。
演出の「視覚・聴覚過剰」
最近のテレビ番組は、視聴者の注意を逸らさないために演出が非常に過剰になっています。
- 情報量の多すぎる画面: 派手なテロップ、常に誰かの顔が映る「ワイプ」、常に動き回るテロップなど、画面上の情報が多すぎます。脳はこれらすべてを無意識に処理しようとするため、激しく消耗します。
- 「音」のストレス: バラエティ番組の過剰な笑い声(SE)や、煽るようなBGM、CMに入る前の不自然な「引き延ばし」などは、聴覚を刺激し続け、自律神経を乱す原因になります。
「共感疲労」と「ネガティブニュース」
ニュースやワイドショーを観ることで、無意識に心が削られる現象です。
- 共感疲労: 悲惨な事件、災害、あるいはSNSの炎上ネタなどを繰り返し観ることで、脳が「自分のことのように」ストレスを感じてしまう状態です。
- 正義感の押し付け: 特定の人物を叩くような論調や、コメンテーターの強い口調を浴び続けると、自分の意見に関わらず「怒りの感情」に共鳴してしまい、精神的にぐったりとしてしまいます。批判ばかりの番組は観ているだけで疲れます。
「脳疲労」と「受動的」な視聴
テレビは「プッシュ型メディア(向こうから流れてくる)」であるため、脳が受け身になりやすい性質があります。
- 情報の洪水: 自分の興味とは無関係な情報が次々と流れてくるため、脳は「情報の取捨選択」を休みなく強制されます。これが「脳疲労(情報のオーバーフロー)」を引き起こします。
- コントロール感の欠如: YouTubeのように「飛ばす」ことができず、CMや興味のないコーナーを強制的に見せられることは、現代人にとって「時間を奪われている」という心理的ストレスに繋がりやすいです。
身体的な「眼精疲労」
- ブルーライトと固定された視線: 大画面で明るい映像を一定の距離で見続けることは、スマホ以上に目を酷使します。特に「ながら見」をせず、じっと画面を追う視聴スタイルは、ピント調節機能や瞬きの回数を減らし、眼精疲労からくる頭痛や肩こりを引き起こします。
疲労感を和らげるための「テレビとの付き合い方」
もし「観たい番組はあるけれど疲れる」という場合は、以下のような対策が効果的です。
| 対策 | 内容 |
| 「音」を制限する | 副音声にする、またはミュートにして字幕だけで観る(脳の処理負荷が激減します)。 |
| TVerなどを活用する | リアルタイム放送ではなく、配信で「自分の好きなタイミング」で「飛ばしながら」観る。 |
| 「情報の断食」を作る | 特にニュースやワイドショーは時間を決め、終わったらすぐに消す。 |
| ラジオや音楽に切り替える | 視覚情報を遮断し、耳だけを使う時間を作ることで脳をリラックスさせる。 |
最善策は
テレビを「消す」という選択肢を持つだけで、驚くほど脳の疲れが取れることもあります。



コメント