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なぜ左翼は暴力的なのか

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自ら民主主義を否定する「暴挙」

なぜ「国会内」で暴力的な混乱が起きるのか

これらは単なる喧嘩ではなく、特定の政治的意図(戦術)として行われてきました。

  • 強行採決への物理的抵抗: 多数派の与党が審議を打ち切って採決しようとする際、少数派の野党(歴史的には主に革新・左派系)が「民主主義の破壊だ」と主張し、物理的に議事進行を止める手段として用いました。
  • 支持者へのパフォーマンス: 「体(体当たり)を張ってでも悪法を止める」という姿勢を見せることで、自陣営の支持者や運動団体(労働組合や学生団体など)を鼓舞する狙いがありました。
  • 牛歩戦術(ぎゅうほせんじゅつ): 暴力ではありませんが、投票箱まで極めてゆっくり歩くことで時間を稼ぎ、議事を麻痺させる手法も同様の文脈で多用されました。

なぜ左翼が暴力性を帯びることがあるのか、その思想的背景と具体的な歴史的事例を解説します。

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なぜ暴力的になるのか:思想的・論理的背景

左翼過激派が暴力を肯定する際には、主に以下のようなロジックが用いられます。

  • 構造的暴力への対抗(正当防衛の論理) 「現在の社会システム(資本主義や国家権力)そのものが、格差や搾取を通じて弱者を苦しめる『暴力装置』である」と定義します。この「目に見えない暴力」を止めるためには、物理的な暴力で対抗することは「正当防衛」であり「解放のための暴力」であると正当化されます。
  • 革命的必要悪(目的の絶対化) 「理想的な平等社会」という究極の目的を達成するためには、現在の不当な秩序を破壊する必要があり、その過程で生じる犠牲は「歴史の進歩のための不可避なコスト」とみなされます。
  • 「反革命」への敵意と粛清 組織内で少しでも考えが異なると「革命を邪魔する裏切り者(反革命分子)」とみなされます。この「身内への不信感」が極限まで高まると、内ゲバ(内部抗争)や過酷な総括(リンチ)へと発展します。
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過去の主な事例(日本)

日本の1960年代〜70年代にかけて、新左翼運動の中で凄惨な暴力事件が相次ぎました。

事件・組織名年代内容・特徴
連合赤軍(山岳ベース事件)1971-72年組織内の「総括」と称し、仲間12人をリンチで殺害。極限状態での集団心理の暴走。
あさま山荘事件1972年連合赤軍が人質を取り、10日間にわたり警察と銃撃戦を展開。警官・民間人3名が死亡。
三菱重工爆破事件1974年東アジア反日武装戦線による無差別爆弾テロ。死者8名、負傷者370名以上。
内ゲバ(中核派vs革マル派)1970年代~セクト(派閥)間の主導権争い。路上や大学構内で白昼堂々襲撃し合い、100名以上の死者を出した。
日本赤軍(テルアビブ空港乱射)1972年海外を拠点にした国際テロ。自動小銃を乱射し、26名を殺害。
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過去の主な事例(世界)

世界史においても、左翼思想に基づく大規模な暴力や抑圧が繰り返されてきました。

  • ロシア革命後の「赤色テロ」(1918年〜) ボルシェビキ政権が反対派を弾圧・処刑するために行った大規模な暴力。数万から数十万人が犠牲になったとされます。
  • カンボジア・クメール・ルージュ(1975年〜) ポル・ポト率いる過激な共産主義勢力が、「究極の原始共産制」を目指して知識人や都市住民を大量虐殺(全人口の約4分の1が犠牲)。
  • ドイツ赤軍(RAF)(1970年代) 西ドイツ(当時)で活動したテロ組織。「バーダー・マインホフ・グループ」とも呼ばれ、誘拐、爆破、暗殺を繰り返しました。
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暴力化のプロセス:心理的な側面

暴力が常態化する過程には、共通の心理的ステップが見られます。

  1. 疎外感と正義感: 現実の社会への強い不満と、「自分たちは正しい」というエリート意識。
  2. 閉鎖的なコミュニティ: 外部の情報を遮断し、仲間内だけで過激な思想を研ぎ澄ませる。
  3. 非人間化: 敵(警官、資本家、異論を唱える仲間)を「人間」ではなく「悪の象徴」とみなすことで、殺傷への罪悪感を麻痺させる。
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まとめ

左翼思想のすべてが暴力的であるわけではありませんが、「理想のためには手段を選ばない」「異論を排除する」という傾向が極まったとき、歴史的に悲惨な暴力事件が発生してきました。これらは現代においても、極端な政治主張がどのようにして過激化していくかを考える上での重要な教訓となっています。

国会でも品の無い左翼は処罰対象ではないでしょうか

日本
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