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蒲田富士ってどんな山?ルート解説

マイナーな山シリーズ

蒲田富士の紹介

今回紹介するのは一般の人にはあまり知られていない

マイナーな山だけど存在感はある山。

蒲田富士を紹介します。

飛騨には二つの富士があります

全国的に○○富士という通称の山は多いですが、

飛騨にも富士と呼ばれる山が二つあって

ひとつは御嶽山の日和田富士と言われる山。

こちらはいわゆる俗称で正式名称は継子岳と言います。

御岳の岐阜県側にありチャオ御岳スキーリゾートが

あるところです。(現在休業中)

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御嶽山の継子岳(日和田富士) 標高2858.9m

奥飛騨の富士

もう一つがこの蒲田富士(標高2,742m)です。

こちらは俗称ではなく正式な山名。

冬山における涸沢・奥穂ルートの通過点です。

この山は涸沢岳の西尾根に位置しますので

れっきとした穂高連邦の一部です。

この山だけを目的で登る人も少ないのではないか

と言うことで記録しました。

冬山のトレーニングとしては良い山だと思います。

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こんな感じで登ります
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登山ルートです

登山ルート

新穂高から右俣林道を進み、白出沢を超えた辺りから

尾根に取り付きます。

とにかく急な直登になりますのでなかなかハードです。

とくに雪が腐ってると歩きにくいので

ワカンを用意した方が良いでしょう。

途中は無積雪期は藪漕ぎが凄いので

冬季の方が向いている山です。

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急傾斜が続く

幕営地は2,400m付近。

風が凌げる森林限界付近に張ります。 

日帰りも可能ですが、この時は一泊しました。

25㎏の荷物を背負っての登りは相当きつかった。

冬山は単独行よりパーティの方が、

荷物分散できて有利です。

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幕営地
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テント場から見える笠ヶ岳のシルエット

山頂直下一番上りが急な部分です。
こういった場所のフィクスロープは劣化してる

可能性が大きいので触らないに限ります

手掛かり足掛かりはしっかりしてました。

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途中には岩場もあります。

山頂付近の様子

下から見ると富士の形をした三容も、

ピークへ行ってみると長い台形の山頂でした。

この先は滝谷F沢のコルを経て涸沢岳へ。

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平な山頂

しばし周辺を眺め

天気がいいときは最高の気分です。

冬は空気が澄んできれい

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周辺の眺め

穂高連峰の御前に位置し

一般の方があまり登らないであろう山ですので

紹介しました。

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