小屋閉め間近の燕山荘へ
燕岳登山へ
小屋閉めの季節
今年も夏が過ぎ秋が深まり
高山では冬の準備が進んでいます。
この時期まで開いている小屋も少ないのですが、
北アルプス燕岳にある燕山荘も11月20日宿泊分が
最終となります。
シーズンオフ前に一度行きたくて出かけてきました。
燕岳とは
燕岳は北アルプス(長野県)にある標高2763mの山です。
花崗岩で形成された山容は独特な岩が特徴。
登山道の合戦尾根は北アルプス三大急登と言われます。
登山スタート
燕岳登山口を朝7時に登り始めます。
第一ベンチ〜第二ベンチ〜第三ベンチ〜富士見ベンチ
と休息を取りつつ
北アルプス三大急登の合戦尾根を登っていきます。
(笠ヶ岳・笠新道と剱岳・早月尾根と共に急登として有名)
ただ距離が3つの中では比較的短いのでまだ良い方
なのかもしれないが、私的には階段が苦手。
それも45°以上の階段が続くので
なかなか太腿に効きます。
それでも1時間くらい地道に歩いていると
ランナーズハイのようになり、苦痛は和らぎます。
ですので、大休憩は控えて小休止のみで登ります。
ちょうど出かけた日は好天に恵まれ
絶好の登山日和。
雪は多少あるもののアイゼンまでの出番はなく
冬の事前トレーニングといった所。
合戦小屋も冬支度
お疲れ様でした。
ここで久しぶりの燕岳登山で疲れ切った足を休ませます。
静まり返った小屋前、合戦小屋も冬支度です。
夏に来るとスイカが売ってるんですよね。
来年は夏も来たいな。
合戦沢の頭を越えると視界が開けて
非常に気持ち良い。
合戦尾根の急登もここまでになります。
あとは視界が開け気持ち良い山歩きが出来ます。


燕山荘到着
11時40分に小屋へ着きました。
周辺は多少積雪はありますがそれほど多くはありません。


この山小屋は非常にサービスが行き届いた小屋です。
今回は2人用のスペースに1人づつの居住空間でしたので
伸び伸びと過ごせました。
以前来た時は満室で布団1枚分のスペースでしたので
今回は最高です。
燕岳山頂


この山は結構面白い形の花崗岩が沢山あります。
周りが風化して残ったのがこのような形になったようです。


日の出を拝む
天気も良いので外で日の出を拝む。
気温は−10℃、風速は15m
キリッとした空気の中
やっぱり何度見ても心洗われます。
富士山のシルエットも綺麗に見えます。
雲海も見られましたが、
下界の気温はそれほど冷えてませんので
本格的な雲海が見られるのはこれからですね。


名残惜しい山を後にし
今日は下山
年末年始も来てみたいけど今年は厳しい。
でもまたもう一度冬に来てみたいです。
ほんとに山の上は、非日常の極み。
仕事での悩みもストレスもリセットされ、
夕日や朝日を眺めながら新たな気持ちに生まれ変わる。
色々と思いをはせれば活力も沸いてきます。
信州と言えば蕎麦と温泉。
帰りはいつものように
温泉に浸かり疲れを癒し、
安曇野で蕎麦をいただく。
ちょうど新そば時期なのでメッチャ美味しかったです。
蕎麦の風味がいいですね。

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