アルパインジャケット(ノースフェイス)
私の愛用ハードシェル紹介
3000m級の山々は既に積雪があり、
もう冬の装いです。
あまり最近は冬山は行っておらず、
昨年も西穂独標までと言う
イージーモード
とは言え、冬装備の準備は必要です。
今回、アルパインジャケットが修理から戻ってきました。
ノースフェイスへ修理に出して3か月。
どう直ったのか楽しみです。
冬用アウターとは

まず、このアルパインジャケットとパンツ
の紹介ですが、もうずいぶん長い間愛用していて
私にとっては戦友みたいな物です。
たしか最初の山岳会の研修で着たのが最初で
した。
それ以降、必ず冬山には無くてはならないアイテムになりました。
確か上下で9万くらいしたと思います。
それまではレインコートとユニクロのフリース
と言う貧乏スタイルで登ってましたが、
これだけ長く使えるのなら買って正解ですね。

冬用アウターの特徴
アウターにもハードシェルとソフトシェル
と呼ばれる物があります。
ソフトシェルはフリースに代表されるような
柔らかくストレッチ性がある素材で
着心地が良く暖かいのですが、
撥水性や防水性には乏しく
降雪には耐えますが、多く水分を含んだ
雪質には向きません。
一方、ハードシェルはナイロン素材ですので、
着心地は悪いですが、屋外の環境から
身体を守る強さがあります、
特にアルパインジャケットは
GORE-TEX® Pro Shell
という素材を使った多重構造。
ゴアテックスと保温層含めた3層構造に
なっているので、今どきの GORE-TEX(R) C-KNIT(TM)
などと比較すると多少重いのですが
厳冬期でも保温性能が良く、問題無く活動できます。
暴風対策
衣服内に冷気が入り込まないよう各開口部は
閉じるよう絞りが付いている。
写真は腰回りの絞り口。
これがあるおかげで端部からの
風の侵入を防ぐ

ベンチレーション
逆に暑い時には、ベンチレーションを
開ける事により通気性を担保。

サイズが大きい
フードの大きさはヘルメット着用時に
合わせたサイズになっているのと、
全体にインナーを重ね着しても余裕ある
サイズ感。
脱衣のし易さ
朝の出発時、慌ただしく準備をするのですが、
登山靴を履いたままの着衣脱衣は非常に楽です。
しかもパンツは完全にジッパーで割れますので
お手洗いでも困りません。

雨でも行ける
ゴアテックスの防水透湿素材ですので
雨でも大丈夫です。
ベタ雪などの水分の多い雪質でも
内部を濡らしません。
スパッツは要りません
冬用パンツにはスパッツ機能がついていて
雪の侵入を防ぎます。

この金具を登山靴の靴紐部分に引っ掛けて使う。
私は冬用スパッツは何年も使ってない。
ただし、アイゼンでの引っ掻きには注意。
アウターとインナーの組み合わせ
断熱性を高めるには適度な空気層が
必要です。
また、冬山は歩行にも相当の体力を
使う為、汗もかきやすい。
着込みすぎると汗の量が増え、
それが冷える事で体温が奪われてしまいます。
ですので、薄手のものと中厚手のものの
組み合わせでレイヤードを考えた方が良いでしょう。
ノースフェイスのアフターサービス
どうでしょう。
最強の登山服と言える武器ですが、
長年の使用で痛みも有りましたので、
修理に出した訳です。
痛みが酷かったのはパンツで
一部裂けてたのですが、分からなくなりました。
修理の価格も安くてアフターサービスが良い


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