ソロ登山で北アルプスにJRで安くアクセスする方法

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ソロ登山で北アルプスにJRで安くアクセスする方法

JRで山登り、お得な方法は?

高山から新穂高登山口までの移動比較

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愛知から北アルプスへ登山に行く場合、

大人数なら車移動の方が安く上がるのでしょうが、

一人の場合割高になってしまいますし、とにかくガソリン価格も高く

運転するのも大変です。

特に帰路の体への負担は大きく、途中での仮眠を取らなければ

注意力も落ち、事故のリスクも高まります。

そんな事で

今回は奥飛騨へ安く行ける方法についてご紹介。

方法としては3通りしかありません

1,自家用車・レンタカー

2,JR線

3,高速バス

個人的な考えとして、

体力的に寝て帰れる公共交通機関は鉄道が最強だと思うわけです。

車移動

車移動は

登山口へ直結してるのが最大のメリット。

しかも時間を気にせずにプラっと行けてしまう。

デメリットは

体力的に一番辛く、一番リスクが高い。

お一人様移動の場合は割高になってしまう

(団体で交代ドライバーがいる場合は最強かな)

また、同じ場所に戻ってこないと車の回収の手間が掛かる。

一人で登山口と下山口を別にする場合は、

公共交通機関の利用が良いでしょう。

名古屋から新穂高温泉まで車移動の場合、

距離 208km 3時間15分 往復高速代8,460円

ガソリン代2,187円×往復=4,374円

バス移動

高速バスは一番安いが、時間の正確さが

道路事情によって大きく変わってくる。

あと、3列シートならマシだが、

4列は結構キツイ。

名古屋から

自宅〜名古屋駅

名古屋バスセンター〜高山BT

3,100円×2=6,200円(往復5,400円)

高山BT〜新穂高温泉

2,200円×2=4,400円

トータル10,600円+名古屋市内交通費

(往復バス代金が9,800円)

以上が標準の料金になります。

新宿からの場合

高速バスの新宿バスタ〜平湯温泉・高山線があります。

(1日4往復+季節運行2往復)

平湯温泉バスターミナル トイレ付4列シート車両

片道5,860円/往復10,550円

濃飛バス 京王電鉄バス

大阪・京都から

一般観光バス会社が運行していますがお勧めできません。

高速バス・大阪・京都〜高山線で高山まで乗車ください。

高山市内のフリーきっぷ

濃飛バスではお得な上高地・平湯・新穂高温泉の

フリー切符がありますので登山に活用できます。

(2日間と3日間プラン有り)

奥飛騨バリュー切符

直通バスの利用

名古屋からのルート

名鉄バスが運行する上高地行きのバスがあります。

往路は夜行便で帰路が日中便になります。

上高地行(夜行)名古屋23:00発/翌05:15着 片道7,200円

経由:新穂高ロープウェイ翌04:23着・平湯バスターミナル翌04:54着 

各片道6,170円名古屋行(昼便)

上高地16:30発/21:15着 片道5,660円

経由:平湯バスターミナル16:55発 

片道5,660円 

往復利用 上高地往復 11,310円・平湯バスターミナル往復 10,290円

名鉄バス「名古屋上高地路線」

東京・大阪から

東京発着「さわやか信州号」
新宿駅発着
片道6,200円(グリーンカー1,800円増)夜発2便・朝発1便を運行
東京駅発着
片道8,400円(グリーンカーのみ)2016年から八重洲夜発便が運行開始
大宮駅発着
片道7,400円(スタンダードのみ)7~8月の繁忙期のみ夜発便を運行
大阪発着「さわやか信州号」
大阪・京都発着
片道7,200円(グリーンカー1,800円増)
夜発2便を運行、梅田→新大阪→京都の経由運行(復路逆順)

アルピコ交通「さわやか信州号」

JR線を利用する場合、

通常の特急料金の場合は

自宅〜名古屋駅までのJR運賃に

名古屋~高山間の往復特急乗車券 (指定席)

5,940円×2=11,940円

高山~新穂高温泉 バス

2,200円×2=4,400円

トータルで名古屋から新穂高までで16,340円になります。

これだけ見ると一番高いのですが、

登山の前後での体力温存には列車が一番楽です。

そしてJRにはとてもお得な切符もあります。

JRのお得な切符

JRではお得なキップとして、

JR東海が販売している飛騨路フリー切符を

発売しています。

一応、3日間と言う制限は付きますが、

登山にも使える切符です。

内容は、

1、名古屋市内〜高山駅までの往復指定乗車券、

2、飛騨古川〜高山〜下呂〜飛騨金山

間のフリー券(普通列車と自由席特急)

乗り放題切符。

3、バス高山〜平湯〜新穂高温泉間のバスフリー乗車券

4、新穂高ロープウェイの割引券等等 割引券

上記セットで12,370円です。

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この切符の良いところは

名古屋の場合、市内発である点。

自宅最寄駅から名古屋駅までの運賃も含まれているため

無駄な運賃は発生しません。

飛騨路フリー切符で乗り遅れたり変更の場合

自然を相手にする登山で一番気になるのがこの点でしょうか。

山はどうしても予定通りにいかない事もあります。

その場合の変更や払い戻しについては

以下の通りになります。

災害等による運休時

・払い戻しされます。

キャンセルの場合

・乗車前なら手数料を引いた分が払い戻される

・払い戻しは駅窓口で可能。

乗車列車の変更の場合

・予定便乗車時間以前の便への変更は指定席に空きがある場合は可能。

・特急の自由席には乗車可能。

乗り遅れた場合

・乗り遅れた便の当日ならば自由席特急列車に乗車可能。

・乗車日がズレた場合(3日間以降)は普通列車には乗車可能

・特急乗車の場合は別途特急券が必要

この切符がなかなか使い勝手が良いので

登山によく活用してます。またビジネス用途としても

最適なプランです。

飛騨の主要な駅間が乗り放題なのが嬉しいです。

注意点

まず使用できる期間ですが、3日間です。

繁忙期を除く通年販売です。

お盆休みや年末年始、GWは使えません。

飛騨路フリー切符

日帰りコース

JR東海ツアーズでは1DAYツアーもあります。

8,900円で特急指定席往復とクーポンが付いてます。

大体1,000円相当のお弁当券とかなので

サッと日帰り出張にも良いプランです。

結論

上記のように安さで言えばバスが一番なのですが、

その差額は僅かです。

時間的に一番正確なのが鉄道で、

尚且つ、体力的にも鉄道が一番有利ではないでしょうか。

日帰り登山のついでにちょい旅したり、

下呂温泉に寄ってみたり、

楽しみ方の幅が広がります。

これはお勧めです。

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