衛生的な鉢植え
室内で観葉植物を育てていると
何が困るかというと今からの季節、
コバエとか虫が湧くこと。
原因は栽培用土にあります。
自然の培養土は栄養豊富ですが、
どうしても温床になりやすい。
今回はその原因を絶つべく、
土を改善してみました。
使用材料
ハイドロボール
ハイドロボールは粘土を高温で焼き
発泡化させたもので、多孔質ですので
水分や酸素を蓄え、水耕栽培の用土として
衛生的に使えるものです。
セラミスグラニュー
セラミスグラニューは
ハイドロボール同様、多孔質の栽培用土で
レンガ屑のような物です。
通気性がいいのと水捌けが良い事、
水管理がしやすい事などメリットも多い。
ただこの用土を使っても100%虫の発生を
抑えることは難しいので日々の管理は必要です。
あと白カビの発生にも気を付けなければいけません。
ソフトシリカ ミリオンA
ミネラル水に浄化改質するとのことで
ハオドロカルチャーにはよく用いられている
ケイ酸塩白土。
水耕栽培の根腐れ防止剤として結構使われています。
植え替えてみました
今回は3鉢これらの用土を使って植替えました。
2鉢はパキラ
セラミスグラニューで植えたパキラ
セラミスグラニューで植えたパキラです。
下地にはソフトシリカを入れてます。
穴無し鉢でも使える素材ですので水耕栽培の用土としても
使えるそうですが、今回は穴あり鉢で使ってます。
水耕栽培のパキラ
こちらは水耕栽培にしてみました。
ハイドロボール(中粒)を使用し、底面はやはりソフトシリカを
ひきました。
鉢は穴無し鉢の中に塩ビポットを入れて
水耕栽培としてます。
シュガーバイン
鉢は100均のガラス容器を使って
仕立ててみました。
中身はパキラと同様、ハイドロボールとソフトシリカ。
挿木していたものから根の張りの良いものを
植えています。
植え替えたあとに液体肥料で養分補給。
2週間程度に1回は液肥を与えるとよく育ちます。
ホント液肥を与えるとすくすく伸びてびっくりします。
小鉢の場合、あまり大きくなり過ぎても困るので、
剪定ついでに
切り戻しをすると増やす事ができます。
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